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☆厚生労働省は、厚生年金の支給開始年齢が再来年から段階的に引き上げられるのに合わせて、企業に対し希望する人全員を65歳まで雇用するよう義務づける方針を決め、来年の通常国会に法律の改正案を提出することにしている。
これは、28日に開かれた厚生労働省の部会でまとまったもの。厚生年金は現在、60歳から受け取ることができるが、再来年4月には男性が61歳となるなど段階的に引き上げられ、14年後には、男性は65歳になるまで年金を受け取ることができなくなる。28日の部会では、定年を迎えたあと収入がなくなる事態を防ぐため、企業に対し希望する人全員を65歳まで雇用するよう義務づけるとする報告書をまとめた。企業の負担を軽減するため雇用を義務づける対象年齢は、厚生年金の支給開始年齢に合わせて段階的に65歳に引き上げる経過措置を設けるほか、定年後の雇用先は子会社や関連会社も認めることになった。(12月28日:NHKより)