主なサポートエリア|草加市、越谷市、八潮市、三郷市、吉川市など
☆労使が折半して負担している雇用保険の保険料について、厚生労働省は、負担を軽減するため、来年度から保険料率を今より0.2ポイント引き下げ賃金の1%とすることを決めた。
雇用保険の保険料は、仕事を失った人に支給される失業給付の財源となっていて、国庫負担のほかに労使双方が賃金の1.2%分の保険料を折半して支払っている。厚労省によると、雇用保険の積立金は来年3月の時点で4兆3、000億円に上る見通しで、政府の行政刷新会議による政策仕分けで保険料の引き下げを検討すべきだと指摘されていた。このため厚労省は、保険料率を引き下げても失業給付の財源を確保できると判断し、保険料率を今より0.2ポイント引き下げ、賃金の1%とすることを決めた。これによって、労使の負担はそれぞれ0.5%づつとなり、例えば月収が30万円の人の場合、保険料負担はひと月で1、500円と、今より300円安くなる。厚労省は来年4月から保険料率を引き下げることにしている。(12月22日:NHKより)