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☆厚生労働省は7日、これまで医師にしか原則認めていなかった高い技術や判断が必要な医療行為の一部を、看護師にも認める制度の骨子を公表した。審議会などで議論を詰め、来年の通常国会での法改正を目指す。看護師が試験に合格して認証を受ければ、寝たきりの患者の壊死(えし)した組織の除去や脱水と判断した患者への点滴などができるようになる。
厚労省はこれまで幅広い医療行為ができる「特定看護師」制度の創設を検討してきた。医師と看護師の間に新たな職種を設けるのではなく、能力認証という形で制度化する。早ければ2013年度にも、認証を受けた看護師が誕生する見込み。
看護師は現在も、医師の診療の補助が認められているが「補助」の範囲が曖昧だった。厚労省はこの範囲を広げたうえで、明確にする。(11月7日:日本経済新聞より)