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☆東日本大震災の被災地では、生活環境が大きく変わることで認知症の症状が重くなるケースが相次いでいることから、認知症の高齢者に元の生活に近い環境で過ごしてもらおうと、以前の生活環境などの情報を介護に携わる人で共有できる手帳を、東京にある認知症の研究機関が作った。
東日本大震災の被災地では、認知症の高齢者が、慣れない避難生活など、生活環境が大きく変わることで気持ちが不安定になり、症状が重くなったり、介護する家族が疲弊したりするケースが相次いでいる。このため、認知症介護研究・研修東京センターは、認知症の高齢者に避難所や仮設住宅などでも元の生活に近い環境で落ち着いて過ごしてもらおうと、以前の生活環境などを家族や本人が記録し、こうした情報を介護に携わる人で共有できる手帳を3万部作り、配布を始めた。手帳には、好きな食べ物や人にしてほしいことやしてほしくないこと、それに1日の生活のサイクルや友人などの交友関係といった被災前の生活環境の情報が書き込めるようになっている。(10月3日:NHKより)