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☆サラリーマンなどが加入する厚生年金の昨年度・平成22年度の決算は、円高などの影響による積立金の運用の損失が響き、2年ぶりに赤字となった。
厚生労働省がまとめた、昨年度・平成22年度の厚生年金の決算によると、歳入は、時価ベースで39兆8,469億円となり、前の年度よりも6兆7,000億円余り減少した。これは、円高などの影響で、国内の株式や海外の債券による積立金の運用の損益がマイナスとなったことが影響している。一方、歳出は、高齢化の進展で年金の給付総額が増加したことなどから、40兆1,151億円となり、歳入との差し引きでは2,682億円の赤字となった。厚生年金の決算が赤字となるのは、平成20年度以来2年ぶり。一方、自営業者などが加入する国民年金の決算は、積立金の運用の影響が比較的少なかったことから、歳入が歳出を2,195億円上回って2年連続の黒字だった。(8月11日:NHKより)