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☆高齢者が利用した介護サービスの費用は、ことし3月の1か月間で1人当たり15万5,000円余りと5年ぶりに減少したことが分かり、厚生労働省は「東日本大震災で避難生活を余儀なくされた高齢者が介護サービスを利用できなくなったことが原因の一つではないか」と分析している。
介護保険制度では高齢者が利用する介護サービスの費用は保険料と税金で賄われ、高齢者はかかった費用の1割を負担する。厚労省が介護サービスの利用状況を調査したところ、昨年度、サービスを利用した高齢者は全国で492万8、200人と前の年度より24万人余り増えてこれまでで最も多くなった。一方、1人当たりの介護サービスの費用を見ると、ことし3月の1か月間の費用は前の年より1,500円少ない15万5,800円と5年ぶりに減少した。特に被災地での減少幅が大きく、訪問介護など在宅サービスの1人当たりの費用は岩手県が8万8,100円、宮城県が8万4,000円、福島県が8万3,700円とそれぞれ前の年より3万円から1万6,000円ほど減っていた。(8月6日:NHKより)