主婦年金、過払い5年分返還請求...厚労省方針
☆厚生労働省の社会保障審議会は17日、専業主婦の国民年金切り替え忘れ問題について、間違った記録に基づき、本来より多い年金を受け取っている受給者には支給額を減額した上で、過去5年にさかのぼって過払い分の返還を求める方針を決めた。
同審議会の特別部会がまとめた報告書によると、未納保険料の追納を認める期間は、既に年金を受給している約5万3,000人を「60歳に達するまでの10年間」、約42万2,000人の現役世代を「過去10年前まで」と決定。受給者には「追納がない限り、過去5年間に支払われた過払い額の返還を求め、将来支給する年金は減額することを原則とすべきだ」とした。(5月18日:読売新聞より)