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☆企業で働く人の退職金は、算定のもとになる基本給が低下したことなどから大幅に減少し、勤続20年以上の大卒で、5年前より400万円余りも減ったことが、厚生労働省の調査でわかった。
この調査は、厚生労働省が従業員30人以上の企業を対象に行ったもので、4000社余りから寄せられた回答を、5年前の前回調査と同じ基準で集計した。それによると、去年1年間に、支払われたり支給額が確定したりした定年退職者1人当たりの退職金は、勤続20年以上の大卒で、一時金と年金あわせて2075万円でした。これは5年前と比べ、424万円も減っている。また勤続20年以上の高卒でも、管理・事務・技術職が1690万円(?471万円)、現業職が1159万円(?188万円)で、大幅に減少している。
調査結果について厚生労働省は、「多くの企業で中高年の賃金引き下げが進み、算定のもとになる退職時の基本給が下がっていることが大きく影響している」と分析している。(11月16日:NHKより)