埼玉県草加市の社会保険労務士事務所です

被災３県 雇用助成相談相次ぐ

☆東日本大震災の影響で岩手、宮城、福島の３県のハローワークには、休業しても従業員を雇い続ける事業者に助成金を支給する制度についての相談が、今月１０日までに８、７００件余り寄せられていることが、厚生労働省のまとめで分かった。

   この雇用調整助成金制度は、休業しても従業員を解雇せずに雇用し続けている事業者に、国が賃金や手当の一部を助成するもの。厚労省によると、今月１０日までに岩手、宮城、福島の３県のハローワークには事業主からの雇用調整助成金に関する相談が、合わせて８、７０８件寄せられているということ。内訳は、岩手県では１、８６７件、宮城県では３、０６２件、福島県では３、７７９件となっている。厚生労働省は、必要な書類がそろわない場合でも事業主の申告だけで申請を受け付けるよう、各地の労働局に通知しており、休業を余儀なくされた事業者に対して、制度を積極的に利用して雇用を維持してほしいと呼びかけている。（４月１６日：ＮＨＫより）