埼玉県草加市の社会保険労務士事務所です

景気悪化で失業 １万人超える

☆景気の悪化で事業所の閉鎖や減産などの影響が広がるなか、解雇や契約の打ち切りで仕事を失う人は、少なくとも１万人を超えることが、厚生労働省の緊急調査でわかった。

厚生労働省は、景気の悪化に伴って全国の企業が行っている雇用調整を把握するため、先月、特に大規模な人員削減や今後の削減計画について、緊急に調査を行った。それによると、事業所の閉鎖や業務の縮小で、正社員やパート従業員が１００人以上解雇されるケースは全国で３５件あり、仕事を失う人はあわせて６０００人余りになった。また、自動車や電機など製造業で働く派遣労働者や期間従業員のうち、工場の減産によって契約を打ち切られたり、契約の終了と同時に仕事を失ったりする人も５０００人近くなった。景気の悪化に伴って仕事を失う人は、今回の調査だけでも１万人を超え、雇用に深刻な影響を及ぼし始めていることがわかった。（１１月１４日：ＮＨＫより）