埼玉県草加市の社会保険労務士事務所です

銀行 被災者の引き出しに対応

☆東日本大震災や福島第一原子力発電所の事故の影響で、地元を離れて避難生活をしている人たちが、預金を引き出せずに生活資金に困ることがないように、全国１０２の銀行が、被災地の銀行に代わって、窓口で預金の引き出しに対応していくことになった。

   この取り組みは、震災の被災地に店舗を持つ、▽岩手県の「北日本銀行」、▽宮城県の「仙台銀行」、▽福島県の「福島銀行」と「大東銀行」、それに▽山形県の「きらやか銀行」の要請を受けて行われる。これらの銀行に口座を持ち、地元から離れて避難生活をしている人たちが、生活資金を確保できるよう、全国１０２の大手銀行や地方銀行が、今月６日以降、窓口で預金の引き出しに対応する。通常は、キャッシュカードがあれば、ほかの銀行のＡＴＭなどで預金を引き出来るが、今回は、カードや通帳、印鑑などを一切持っていなくても、本人と確認できれば、窓口で１日１０万円を原則に預金を引き出せるようにする。このほか、福島県の「東邦銀行」と茨城県の「常陽銀行」が、隣接する県にある銀行などに協力を求め、預金の引き出しに対応しているほか、被災地にある信用金庫に口座を持つ預金者が、全国各地の別の信用金庫でも預金を引き出せるようになっている。（４月３日：ＮＨＫより）