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☆厳しい雇用情勢が続くなか、去年12月に生活保護を受けた世帯は143万世帯余りと、これまでで最も多くなり、受給した人数もおよそ199万人で、来月の取りまとめでは200万人を超える見通しになっていることが、厚生労働省のまとめで分かった。
厚労省によると、去年12月に生活保護を受けた世帯数は、前の月より8、496世帯増えて、143万5、155世帯と、これまでで最も多くなった。増えた世帯の内訳は、▽「高齢者」が1、249世帯、▽「母子家庭」が991世帯、▽「障害者」が1、506世帯などとなっていて、最も多かったのは、▽仕事を失った人を含めた「その他の世帯」で3、405世帯となっている。また、生活保護を受けた人は、前の月より1万2、424人増えて、198万9、577人となった。受給者の人数は、雇用情勢が悪化した3年前の12月以降、ほぼ毎月、1万人以上増え続けていて、このままのペースで増加すると、来月まとめられる、ことし1月の受給者数は、200万人を超える見通し。受給者数が200万人を超えると、戦後の混乱が続いていた昭和27年以来、59年ぶりになる。(3月3日:NHKより)