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☆プラント工事の現場監督だった男性=当時(24)=が2008年に過重労働が原因で自殺したのは、長時間残業を認める違法な労使協定を放置した労働基準監督署にも責任があるとして、遺族が22日、国と勤務先の建設会社を相手に、計約1億3000万円の損害賠償を求める訴訟を東京地裁に起こした。
原告側の弁護士によると、会社員の過労死をめぐって、労基署の監督責任を問う訴訟は初めてという。
訴状によると、男性は07年に入社し、千葉県の事業所に配属された。08年2月から月80時間を超える残業が続き、同7月には218時間に達した。8月下旬に強迫性障害と診断されて配置換えとなり、11月に自殺。業務が原因だったとして、10年9月に労災認定された。
事業所と労組は、月150?200時間まで勤務延長を認める協定を締結していたが、受理した千葉労基署は是正を指導しなかった。(2月23日:時事通信より)!-genre:g_soc->
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