主なサポートエリア|草加市、越谷市、八潮市、三郷市、吉川市など
☆厚生労働省は、自営業者などが加入する国民健康保険について、所得の多い世帯が対象となる1世帯当たりの保険料の上限を、来年度から引き上げることを決め、その一方で、年金暮らしの世帯などの保険料率を引き下げるよう、保険を運営している市町村に求めていくことにしている。
自営業者などが加入する国民健康保険は、世帯の所得などに応じて保険料が決まるが、保険料の上限が、中小企業のサラリーマンなどが加入している「協会けんぽ」より低く、所得の多い世帯の負担を増やすべきだという指摘が出ている。このため、厚労省は政令を改正し、1世帯当たりの保険料の上限を来年度から引き上げることを決めた。具体的には、保険料の上限を、▽介護保険料を支払う40歳から64歳までの加入者がいる世帯は、現在の年間73万円から77万円に、▽それ以外の世帯は63万円から65万円に、それぞれ引き上げる。その一方で、保険料の引き上げによる財源を使って、年金暮らしの世帯などの保険料率を引き下げるよう、保険を運営している市町村に求めていくことにしている。(12月30日:NHKより)