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☆厚生労働省は、自営業者らが加入している国民年金の保険料の納付率が低下していることを受けて、来年度から保険料を強制的に徴収する業務を専門に行う職員を460人採用し、納付率の向上を目指すことになった。
自営業者らが加入している国民年金は、年金制度への信頼が低下していることなどから、昨年度の保険料の納付率は60%と、4年連続で過去最低を更新している。これを受けて厚労省は、500万円以上の所得があるにもかかわらず、長期間、保険料を滞納している悪質なケースを対象に、強制的に保険料を徴収する業務を専門に行う職員を来年度460人採用することになった。採用された職員は全国の年金事務所に配属され、対象者に支払いを求める督促状を送り、それでも従わなかった場合には、銀行の預金口座や売上金を差し押さえる。また厚労省は、所得が1、000万円以上あるのに滞納している、さらに悪質なケースについては、税金の徴収のノウハウを持っている国税庁に強制的な徴収を委任する準備も進めており、こうした取り組みや、はがきによる納付の呼びかけを通じて、納付率の向上を目指すことにしていく。(12月26日:NHKより)