埼玉県草加市の社会保険労務士事務所です

若者の失業率９％台　雇用状況の悪化浮き彫り

☆３日の閣議で報告された２０１０年版「子ども・若者の状況および子ども・若者育成支援施策の実施状況」（子ども・若者白書）によると、２００９年の失業率は全年齢平均が５・１％（前年は４・０％）だったのに対し、１５?１９歳が９・６％（前年は８・０％）、２０?２４歳で９・０％（前年は７・１％）と若年層の雇用状況の悪化が浮き彫りとなった。

　フリーターの増加や企業の新卒者採用抑制など景気低迷の長期化が若年層を直撃している格好だ。

　フリーター数も０９年は１５?２４歳で８７万人、２５?３４歳で９１万人の計１７８万人。この年齢層のフリーターは０３年の２１７万人をピークに０８年の１７０万人まで減少を続けていたが、６年ぶりに増加に転じた。（１２月３日：東京新聞より）