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☆厚生労働省は、年金保険料の納付率の向上を図るため、収入があるのに長期間滞納している悪質な滞納者などを対象に、国税庁に委任して強制的に保険料を徴収する準備を進めており、早ければ今月中にも実施することにしている。
年金保険料を巡っては、昨年度、自営業者などが加入する国民年金で、納付率が60%と過去最低となっており、納付率の向上に向け、収入があるのに長期間滞納している悪質な滞納者からの徴収が課題の1つとなっている。悪質な滞納者に対しては、日本年金機構が強制的に保険料を徴収できる権限を持っているが、厚労省としては対応を急ぐ必要があるとして、税金の徴収のノウハウを持っている国税庁に、強制的な徴収を委任することを決め、準備を進めている。対象となるのは、滞納期間が2年以上で、財産を隠す恐れがあり、▽国民年金では1年間の所得が1、000万円以上の個人、▽サラリーマンなどが加入する厚生年金では滞納額が1億円以上の事業所で、厚生労働省は早ければ今月中にも国税庁に委任し、実施することにしている。(11月3日:NHKより)