埼玉県草加市の社会保険労務士事務所です

　年金積立金の運用への関心度では６０．９％が「関心がある」と答えた一方で、国債など債券を中心に市場運用しているとの具体的な運用方法は５９．０％が「知らなかった」と回答。実際の運用結果を「知らなかった」のも８７．６％にのぼった。

　一方、年金積立金の運用に「関心がない」と答えたのは全体の３７．１％。年齢別では２０歳代が４４．８％、３０歳代が４３．８％と高かった。関心がないと答えた人のうち３５．７％が「難しいイメージを持っている」ことを理由に挙げた。

　政府からどのような情報提供が必要かとの問いには「運用結果と将来の年金給付との関係」との答えが５９．５％で最も多かった。次いで「積立金の運用に関する制度や仕組み」が４６％、「運用結果や分析内容」が４１．８％の順だった。（１２月１１日：日本経済新聞より）