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☆厚生労働省は2日、8月の労働経済動向調査を発表した。今年7月まで1年間で、新卒正社員を募集するときに既卒者が応募可能だった事業所の割合は27%だった。既卒者が応募できなかった企業は19%、正社員の募集がなかった企業が26%だった。
現在の雇用情勢を把握するため、8月1?5日に調査し、社員が30人以上の3,177事業所が答えた。ここでいう既卒者は、学校卒業後すぐには就職しなかった人で、35歳未満の若年層を指す。昨年8月調査で既卒者が新卒枠で応募可能だった事業所は25%だったため、既卒者の受け入れは1年間ではほとんど広がっていない。
既卒者が新卒枠で応募可能だった企業のうち、実際に採用した企業は全体の56%、採用しなかった企業は44%だった。(9月2日:日本経済新聞より)