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☆総務省が12日に発表した2012年の就業構造基本調査によると、25?39歳の女性のうち働く人の割合が69.8%と過去最高を更新した。
働き盛りにあたる25?39歳の女性の有業率(仕事をしている人の割合)は66.8%だった2007年の前回調査から3ポイント高まった。この年代の女性は結婚や子育てを機に仕事を離れることが多く、前後の20代前半や40代以降よりも有業率が低くなる傾向があった。15?64歳の生産年齢人口でみても、女性の有業率は2007年より1.4ポイント高い63.1%と過去最高だった。
働く女性の増加には別の要因もある。夫の年収別に妻の有業率を見ると、夫が250万?299万円の世帯で妻の有業率が65.8%と最も高い。夫の収入だけでは家計を賄いにくい実態も浮かぶ。こうした世帯では妻の雇用が正規ではないパートが多く、女性の非正規比率を押し上げた。
15歳以上の有業者数は6,442万700人で、男性が3,674万4,500人、女性が2,767万6,200人だった。それぞれ2007年から3.7%、0.5%減った。
業種別にみると、医療・福祉が711万9,400人と、19.5%増加した。有業者に占める比率も9%から11.1%に拡大した。