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☆公的年金の運用が改善している。運用する年金積立金管理運用独立行政法人は1日、2012年10?12月期の運用実績が5兆1,352億円の黒字になったと発表した。四半期でみた黒字額は過去2番目の大きさとなった。 厚生年金と国民年金の積立金を運用する年金積立金管理運用独立行政法人は、国内外の債券や株式に分散投資している。10月から?12月期の運用利回りは4.83%。比較できる2008年度以降で2番目の高さとなり、1.39%のマイナスだった4?9月期から大きく改善した。12月末時点の運用資産額は111兆9,296億円で、9月末時点に比べ4兆2,065億円増えた。
2012年度の年金の取り崩し額は6.4兆円を予定。ただ4?12月期で計3兆4,949億円の運用益を上げた。
10月?12月期の運用資産別の収益率(市場運用分)は国内株式が16.71%、外国株式が13.78%、外国債券が13.62%と大幅に上昇した。国内債券は0.06%のマイナスだった。(3月1日:日本経済新聞より)