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☆厚生労働省は4日、仕事中にアスベスト(石綿)を吸い込み中皮腫や肺がんなどになったとして、2011年度に労災認定を受けたのは1,037人(速報値)だったと発表した。前年度より43人(4.3%)増え、2年ぶりに1,000人を上回った。
疾患別内訳は、中皮腫が546人、肺がん399人、びまん性胸膜肥厚50人、良性石綿胸水42人。職業別では建設業と製造業が大半を占めた。
これら4疾患とは別に、厚労省は今回、石綿以外の原因も含まれるため「じん肺」として別に集計される石綿肺の労災認定者数を新たに公表。昨年度は68人だった。
時効で労災による補償を受けることができなかった労働者の遺族で、石綿救済法に基づく「特別遺族給付金」の支給決定を受けたのは39人で、前年度から3人減少した。(7月4日:日本経済新聞より)